About Virtual Production
想像力をカタチにする創造力
こんなロケーションがあればいいのに。
空間すべてを思い描いた通りにコントロールしたい。
グリーンバックではなく世界観を感じながら演じたい。
そのようなクリエイターの想像力や表現力を最大限に引き出す撮影手法がVirtual Production (VP)です。未踏の秘境も、電脳空間も、海外の風景も、VPなら1つのスタジオで再現することが可能です。クリエイターとコンテンツの価値を今よりも更に一歩前へと進める次世代スタンダードのクリエイティブシーンを是非体感してください。
VPの概要
LEDウォールにリアルタイム生成される3DCGの背景を表示し、その前景に人やプロップを配置して撮影。トラッキングシステムによってカメラアングルの中ではリアルとバーチャルの境界が消失します。グリーンバックでは得られない圧倒的な没入感、そしてスタジオ照明とシンクロするバーチャルライティングやリアルタイムグレーディングによって、実世界を超越するハイエンドな映像効果を提供します。
200㎡の超高精細LEDウォール
常設100㎡、総面積200㎡の超高精細LEDを保有。
ダイナミックなパノラマ1面使い、分割4面使い、アール型、可動式など、用途や演出に合わせてフレキシブルに組み替えが可能です。複数台のフルスペックPCと連動することで世界基準の映像美を実現しています。
クロマキーによるVP
クロマキー合成のワークフローにVPのトラッキングシステムを組み込みました。カメラを通した映像は3DCGと合成された状態でリアルタイムプレビューされ、ビジコンデータ、合成前の撮影素材、そして各種トラッキングデータをそれぞれ収録。高精度の合成プレビューを希望され場合や、撮影コスト・ポスプロ費用を抑えたい場合などに有効です。
AR・MRとの複合
リアルタイムでARを重ねて撮影をおこなうことも可能です。カメラアングルの中では、背景、前景、ARがリアルタイムで同期した1つの映像として再現されます。
VPの特設・新設サポート
LIVEやイベントでのVP実績をもとにした特設型のVP、いわば「VPの出張サービス」が可能です。ご指定のスタジオや会場でVP撮影をしたいといった場合や、ロケーションは本物で背景だけVPで拡張したいといった企画も是非ご相談ください。同様に、自社のVPスタジオを新設したいといったご相談も受け付けております。
プロップライブラリー
バーチャルプロップとリアルプロップを限りなく同質なものに揃えることは、両者の境界線を超越するVPにおいて不可欠な作業です。HCA inc.はデジタルコンテンツを制作するチームと美術・装飾・造形を担当するチームの連携により、どのような世界観であっても高い精度で再現します。特注のバーチャルプロップやリアルプロップをアセットとして販売またはリースでお使いいただけるライブラリーの構築を進めています。
新しいクリエイティブプラットフォーム
クリエイターやエンジニアのアサイン、特殊なワークフローを統括する制作進行、企画や演出に合わせた機材とスタジオの手配、撮影から仕上げまでの実制作、プロップライブラリーの構築と運用、VPを最大限にご活用いただくために必要なレクチャー。これら一式をパッケージ化したものがHCA inc.のVPです。培った技術とノウハウをもとに、次世代に向けた新たなコンテンツと新たな価値観を生み出すインフラとプラットフォーム作りを推進しています。
様々な分野でDX化が進む中、映像業界のDX化ともいえるVPのニーズは年々高まっており、いずれスタンダードな選択肢の1つになると考えられています。クリエイティブの可能性を広げる最新技術を是非ご活用ください。
また、映像制作のご依頼やフルパッケージでのVP使用に限らず、LEDだけ使用したい、カメラトラッキングデータを収集したい、スタジオを使いたい、VPについてもっと詳しく教えてほしい!といったご要望も受け付けております。